【壺水風呂】龍宮殿本館 | 標高723m芦ノ湖の恵み/かけ流しの地下水と天然温泉.. @箱根

芦ノ湖を望む歴史あるフィンランドサウナ

かつて1938年、10円玉にも描かれる平等院鳳凰堂を模して静岡県浜名湖畔に建設されたのがこちらの建物の起源となる。

戦争を経験した後、箱根芦ノ湖畔に移築され高級ホテルとして第二の人生を歩んできたが、2011年3月の東日本大震災を機にホテルとしての役目を終えることとなった。

2017年にリニューアル工事を受け、現在は日帰り温泉施設として箱根を訪れる観光客をもてなし続けている。

芦ノ湖を眼下に見下ろす露天風呂とフィンランドサウナ、そして地下水を掛け流した壺水風呂に浸かり歴史を感じる旅を楽しもう。

龍宮殿本館 レビュー4選!

ボタン式のセルフロウリュウのあるフィンランドサウナ

サウナブームに伴い昭和ストロングスタイルのドライサウナを経て、セルフロウリュ可能な施設が増えてきている。

そんな中でも龍宮殿のサウナは、ボタンを押すことで任意のタイミングでロウリュウができる珍しいサウナ。

窓越しに芦ノ湖を望みながらロウリュウをすれば、リラックスてきること間違いない。

中硬度の地下水を掛け流した壺水風呂が爽快

龍宮殿本館の水風呂は、壺型で1人が入れる大きさで、地下より汲み上げられた天然水が惜しみなくかけ流されている。

ここ芦ノ湖付近には、山々のミネラルを含んだ中硬度の水が湧き出している。

箱根や小田急沿線でよく見かける「箱根の森から」というミネラルウオーターは、近くの山のホテルの敷地内で汲み上げられた天然水を使用しており、サウナ後のドリンクとして飲用するのもおすすめ。

露天風呂からは芦ノ湖を眼下に見下ろす

熱めの内湯と、不感温浴が楽しめる小さめの内湯に加えて、屋外には芦ノ湖を見下ろす露天風呂が備え付けられている。

湯温も40℃前後とぬるめで、芦ノ湖から吹き上がる風に当たりながら入浴していると、ついつい長湯してしまうほどだ。

芦ノ湖を眺めながら温泉につかることのできる、非日常体験を心ゆくまで堪能したい。

温泉とサウナの後は歴史あるホテルのランチに舌鼓

前述の通り、静岡県浜名湖畔に高級ホテルとして開業した歴史を持つこちらの施設では、食事も楽しむことができる。

東日本大震災を機にホテルとしての役目を終えたが、過去の雰囲気をそのままにレストランに一足運ぶのもおすすめだ。

宿泊者向けのホテルの多い芦ノ湖近辺では、入浴、食事、休憩まで揃った貴重な日帰り温泉施設だ。

龍宮殿本館 日帰り温泉情報

営業時間や料金は？

泉質	ナトリウム・カルシウム－硫酸塩泉　 ph7.7 泉温38.5℃~ フィンランドサウナ 95℃~
施設	男：内湯×3、露天×1、サウナ×1　 女：内湯×3、露天×1、サウナ×1
営業時間	09:00~20:00 (土休日は08:00~)
定休日	無休
料金	大人2,200円(土休日2,500円)、 小人1,200円(土休日1,500円)

龍宮殿本館の館内は？

画像一覧（タッチで拡大）

龍宮殿本館へのアクセス方法は？

1.東名高速道路 御殿場I.C.より

乙女峠経由、約45分

2.芦ノ湖遊覧船元箱根港より

無料シャトルバスにて、約5分

龍宮殿本館 レビューまとめ

1938年静岡県浜名湖畔に高級旅館として建設され戦争を経験した後、箱根芦ノ湖畔に移築され第二の人生を歩んできた。東日本大震災を機にホテルとしての役目を終え、現在は日帰り温泉施設として営業している。芦ノ湖を眼下に見下ろす露天風呂、そして地下水を掛流した壺水風呂に浸かり歴史を感じよう。 pic.twitter.com/JUrwkHnjxv

— 箱根仙人の温泉帳|日帰り温泉サウナ(関東圏) (@hakonesennin) September 21, 2025